粨発粨粽

味覚は、原住民の集落を味わう一番の近道。

天然のラップフィルム「オオセンナリの葉」で透き通るような黄色いアワの粒を包み込み、紐をしっかりと巻き付けて、集落の風景をこの伝統の粽「アバイ（阿粨）」に乗せて発信していきます。チームのメンバーは年配者から熟年層、青年層と幅広く3世代にわたり、古くより伝わる先人の知恵が集落のキッチンを通して若い世代へと受け継がれ、さらに新たな冒険が広がっていきます。伝承の味の中に原住民グルメの全く新しい姿を見出し、味覚によって原住民文化を体験すれば、そこに住む人々の姿を知ることができるでしょう。村の人々の雇用機会を増やすことを中核に据え、原住民村の産業ならではの仕事のあり方を築き上げていきます。

「アバイ（阿粨）」は原住民の村の中ではよく見られる食べ物で、漢民族の粽と非常によく似ています。達魯瑪克（タロマク）のアバイは一度食べたら忘れられない味で、その美味しさの秘密はゲットウの葉と具材の中に包み込まれた「オオセンナリの葉」にあります。オオセンナリの葉にはコレステロールを下げる働きがあるほか、お腹のハリを解消し、消化を助ける効果もあります。中には赤みと白みが半々の割合の豚肉とアワとカボチャの細切りが入っており、全て天然の食材で食べ応えがありながらもあっさりした味わいです。