「単なるトレンドファッションブランドだったら、すぐ投げ出していた。でも自分が原住民族であるということが、自分の動力となった」- WasangShowの共同創設者、ドラ(Derla)WasangShowは台湾発信の原住民族トレンドファッションブランドで、原住民の図柄や神話などの要素を取り入れた商品によって、独自のデザインスタイルを築き上げています。ブランド名は台湾原住民のタロコ族の言葉で「落花生」を意味する「Derlabers Saw」と、広東語で「ファッションショー」を意味する「花生騒」から名付けられました。
「WilDesignの共同創設者の羅詩蓓さん」チャンスは偶然にはやってきません。ブランドの長年にわたる地道な運営と顧客との繋がりがあってこそ、その結果を得ることができるのです。実際の店舗からバーチャルモールへの転換、よく知った従来型の領域から抜け出してインターネットという未知の世界へ飛び込んでいくその過程では、数々の模索や冒険があります。しかしWilDesignは勇気をもって果敢に現状を打ち破り、方向修正をしながらも、ついにEコマースという領域で成功を収め、自身のブランドの確固たる地位を確立したのです。
LIHIYAは2016年に設立されました。LIHIYAの共同経営者の1人、柯淑英さんはルカイ族です。LIHIYAという名称は柯淑英さんの仲間であるブランドデザイナー、Dumileさんの故郷の言葉、スワジ語に由来しており、「包括」や「包容」を意味しています。同ブランドではファッションデザインに力を注ぐとともに、公正取引の精神を大切にしており、世界各地の辺境の地で暮らす原住民族や社会的弱者および女性の安定した収入を創出するサポートを行っています。また、文化や手工芸品の価値を高め、文化の違いを乗り越えて搾取をなくすため、社会的に弱い立場にある人々の生活を実際的に改善する行動を行っております。
ドラゴンフライビーズアートスタジオの二代目社長である陳治憲さんは、自身のブランドの今後の発展に関する核心的な理念を次のように説明しました。「私たちはトンボ玉アートを装飾品という段階から一歩進んで、日常の生活の中に溶け込ませていきたい」ドラゴンフライビーズアートスタジオは1983年に施秀菊さんによって創設され、同ブランドは今日に至るまで40年近く発展し続けています。施さんはパイワン族文化の技芸の伝承、特にパイワン族伝統のトンボ玉制作の研究と革新に力を注ぎ、台湾屈指のトンボ玉ブランドを作り上げました。
WUMIAカルチャークリエイティブスタジオのメンバーが経営を担う「大家書房(みんなの本屋さん)」は一つの「独立書店」という形態をとった地域交流スペースで、程建喬さんの故郷である台中市大雅区の忠義村に位置しています。忠義村は一般的な「眷村(元軍人村)」とは異なり、様々な民族が融合し共に生活しています。