クリエイティビティは消費文化ではなく真の文化の上に確立されるべき。私は自身を一つのフィルターであると考え、ファッションを媒体として、原住民族の伝統文化に新しい解釈をプラスしています。
「単なるトレンドファッションブランドだったら、すぐ投げ出していた。でも自分が原住民族であるということが、自分の動力となった」- WasangShowの共同創設者、ドラ(Derla)WasangShowは台湾発信の原住民族トレンドファッションブランドで、原住民の図柄や神話などの要素を取り入れた商品によって、独自のデザインスタイルを築き上げています。ブランド名は台湾原住民のタロコ族の言葉で「落花生」を意味する「Derlabers Saw」と、広東語で「ファッションショー」を意味する「花生騒」から名付けられました。
LIHIYAは2016年に設立されました。LIHIYAの共同経営者の1人、柯淑英さんはルカイ族です。LIHIYAという名称は柯淑英さんの仲間であるブランドデザイナー、Dumileさんの故郷の言葉、スワジ語に由来しており、「包括」や「包容」を意味しています。同ブランドではファッションデザインに力を注ぐとともに、公正取引の精神を大切にしており、世界各地の辺境の地で暮らす原住民族や社会的弱者および女性の安定した収入を創出するサポートを行っています。また、文化や手工芸品の価値を高め、文化の違いを乗り越えて搾取をなくすため、社会的に弱い立場にある人々の生活を実際的に改善する行動を行っております。
WUMIAカルチャークリエイティブスタジオのメンバーが経営を担う「大家書房(みんなの本屋さん)」は一つの「独立書店」という形態をとった地域交流スペースで、程建喬さんの故郷である台中市大雅区の忠義村に位置しています。忠義村は一般的な「眷村(元軍人村)」とは異なり、様々な民族が融合し共に生活しています。