チラミタイ(吉拉米代)集落は自然と共存共栄しており、ここで暮らす原住民族の人々は互いに共通認識を実践し、大地と対話しながら大自然の資源を守り続けています。チラミタイ集落は花蓮県富里郷の豊南村に位置するアミ族の村です。同集落の文化的景観はかつて国連世界観光機関(World Tourism Organization)が選出する「グリーンデスティネーションズ100選」にも選ばれたことがあり、これはこの地域のサスティナブル意識の高さを表しています!
楽しいスナホリガニ捕りを体験したり、アミ族の伝統的な漁法「八卦網」を学んだり、ここを訪れる全てのお客様に、太平洋の海水による洗礼と集落の人々の溢れる情熱をご体験いただけます。
「20数年間、私は様々な都市を旅しながら遊びまわっていましたが、故郷の原住民集落に戻っていたあの頃、私は自分というものを再発見したのです。」宋金龍さんはイタリア料理の技術を原住民集落に持ち帰り、花蓮・台東地区にレストランを開いて地元の原住民族の子どもたちに技術を教え、自分たちの力で創業できるようにしたいと考えました。そうして「Aaron kitchen(龍私廚)」が誕生したのです。
Happy Together:「マプロン」は「一緒」という意味を表すアミ族の言葉です。創設者の柯春伎さんいわく、アミ族はもともとたくさんの人が1か所に集まる暮らしをしていました。皆が集まると、その楽しさのパワーによって仕事の効率が倍増するのです。「私の家族も、友だちも、祖父母も、皆私を静かに応援してくれている」だからこの名前にはとても深い意味が込められているのだと、柯さんはとても楽しそうに話してくれました。