台湾では、ブヌン族にとってフクロウはコウノトリであり、赤ちゃんの守り神でもあります。アミ族はフクロウが森の守り神であり、夜に現れることで集落の女性が妊娠したことを知らせ、その鳴き声で胎児の性別がわかると信じています。ツォウ族とプユマ族はフクロウが鳴き声で吉報を伝えると信じています。サオ族の間ではフクロウが幸運を象徴する霊鳥であり、人々を加護し祝福すると言われています。
これを背景として、原住民の産業発展を支える「ホーホーちゃん」が誕生しました。ちょっぴりドジでかわいいホーホーちゃんは原住民のみんなと奔走し、手作りの工芸や伝統的な農業、集落体験ツアーなどの宣伝は彼女の右に出る者はいません。国内外の各イベントでその力を余すことなく発揮しています。